■第60回全国建設業労働災害防止大会 in 広島

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■第60回全国建設業労働災害防止大会 in 広島

第60回全国建設業労働災害防止大会 in 広島

10月5日・6日の2日間にわたり、広島県広島市の広島県立総合体育館
・広島国際会議場他にて、第60回全国建設業労働災害防止大会in広島
が開催されました。

<大会スローガン>
仲間を思いやる一声 みんなで実現しよう安全な職場

1日目に総合集会、2日目に各専門部会が行われ、当社は6日の低層住宅
部会にて「安全な作業環境を常に維持するために ~人と現場を守り抜く
ために~」をテーマに、低層住宅現場の足場施工品質のムラを排除し、
事故・災害のない現場を目指すための取り組みについて発表を行いました。

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現在の低層住宅現場では、足場施工後の盛替え放置、足場計画図がない、
足場点検が行われていないといった現場が散見されます。今年10月に足場
点検者の指名が義務付けられましたが、監督様が複数現場を抱えていること
から、足場変更の責任の所在が不明確、不安全行動の管理監督不足、
業者任せといった課題が浮き彫りとなっています。

このような背景から、今回の発表では
①法に則した仕様の取り決めと足場CAD図面での施工前検証
②遠隔カメラを活用した複数現場点検
③足場作業主任者教育機関としての点検者教育
④特定技能・技能実習生等の若年者教育
を提案し、業者任せとなっている業界の風土改革を訴えています。
また、低層住宅現場の事故をなくす為には、88申請のような事前承認の
制度が今後必要であると考えます。

現場に関わるすべての人々を守るため、
安全な作業環境の創造を目指し努力してまいります。

株式会社ダイサン
安全管理部 部長 安西清次
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