次の世代を担う人のために
建設業就業者の現状として、平成9年の685万人を境に年々減少の一途をたどり、平成22年には498万人となりました。その後、就労者数は横ばいに推移していますが、55歳以上が約34%、29歳以下が約11%と高齢化が進行し、次世代への技術承継が大きな課題となっています。10年後には引退を迎える60代の大量離職を控える中、29歳以下は約1割となっており、全産業と比較しても状況が悪く、若年入職者の確保・育成が必須となっています。
当社の足場業界においても人手不足の課題を抱える中、次の世代を担う若者に「建設業の魅力を伝える活動」を行っています。特に、当社の施工スタッフは高等学校卒業者が多くを占めているため、高等学校卒業を対象に人財育成に力を注いでおります。
また、当社の社員に限らず、「高校生をサポートする」「ヒトを育てる」等共通の視点を持つスポーツ団体とスポンサー契約を締結し、若い人財を応援しています。少しでも建設業を身近に感じていただけるよう、建設業についての説明会などを行い、「魅力ある業界」として情報を発信する活動を継続してまいります。