安全安心な現場を築く
“当社は、1980年に業界初となるクサビ緊結式足場「ビケ足場」の開発をはじめとして、現在まで足場業界のリーディングカンパニーとして歩んでまいりました。
厚生労働省の平成29年の労働災害発生状況調査によると、1年間で323人が建設現場における事故で亡くなっています。その内、墜落・転落を原因とした事故は42%を占めており、足場や高所作業床から落下して亡くなる事故が後を絶ちません。同省の第13次労働災害防止計画では、重点業種を「建設業対策」として死亡者数15%以上減少を目標に掲げるなど、依然として亡くならない事故に対し、「安心して健康に働くことができる社会」を目指して計画が進められています。
業界における安全への貢献
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1980年
ビケ足場を開発
労働災害の温床となっていた丸太足場に変わり、安全・安心な鋼製のビケ足場を開発
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1988年
レンタルシステムを開発
足場部材と施工技術に加え、「品質保証」と「災害補償」を付加し、レンタルとして提供するシステムを開発
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2000年
業界初のISO9001を認証取得
安全を提供するというコンセプトのもと、業界初のISO9001を認証取得
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2010年
手すり先行工法部材「BX手すり」を開発
足場施工者の安全確保を目的とした、手すり先行工法部材「BX手すり」を開発
社内における安全への取り組み
体験的安全教育 | 若年層へ向けた疑似体験による教育 |
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導入研修・フォロー研修 | 新卒から3年間の教育カリキュラムを設定 |
CF研修 | 若い施工スタッフを対象に、経験年数の長い施工スタッフ指導の下クロフファンクション研修を実施 |
危険予知活動 | 作業開始前に現場周辺を確認し、躓きやすい場所等にマーカーを設置して危険予知活動の強化 |
フルハーネス安全帯 | 万が一、高所から落下した場合において、従来の型に比べ更なる安全性の高いハーネス型安全帯を標準化 |
空調服 | 夏季の熱中症対策として、炎天下でも快適に作業ができる空調服を標準化 |
“仕方ない”“作業ルールを守らないのが悪い”で済ますのではなく、守れるような仕組みづくり、工夫を構築していくべきだと考えています。
業界の課題と向き合い、安全安心な現場を築いてまいります。